【時械神】テーマ考察:キーカードからデッキの特徴・基本戦術・回し方まで「時械神」の基本を徹底解説!

今回はアニメでZ-ONE(ゾーン)が使用することでもお馴染みのテーマ【時械神】の考察をしていきます。

【時械神】デッキの構築を考えている、または【時械神】がどんなテーマなのか気になるという方は参考にしてみてください。

 

「時械神」とは

【時械神】は2011年4月号のVジャンプの付属カードとして初登場し、2017年に発売された「COLLECTORS PACK(コレクターズパック) 2017」にてカテゴリ化されたテーマです。

最上級モンスターをリリースなしで召喚し、相手フィールドのカードをバウンスしたりバーン効果によりダメージを与えていくのが特徴のテーマです。

 

属するモンスターはすべてレベル10・天使族で、ほとんどのモンスターの攻撃力・守備力が0です。

そして《究極時械神セフィロン》以外の「時械神」モンスターは以下の共通効果を持っています。

このカードはデッキから特殊召喚できない。
Ⓧ:自分フィールドにモンスターが存在しない場合、このカードはリリースなしで召喚できる。
Ⓧ:このカードは戦闘・効果では破壊されず、このカードの戦闘で発生する自分への戦闘ダメージは0になる。
Ⓧ:このカードが戦闘を行ったバトルフェイズ終了時に発動する。
(固有効果)。
Ⓧ:自分スタンバイフェイズに発動する。
このカードを持ち主のデッキに戻す。

※リリースなしで召喚できる効果は《時械神サンダイオン》のみ、相手フィールドにもモンスターが存在しなければ適用できず、自分への戦闘ダメージを0にする効果は《時械神メタイオン》のみ攻撃表示限定など、少し効果が異なるモンスターも存在します。

リリースなしで召喚できる効果により最上級モンスターでありながら容易に召喚できますね。

戦闘・効果破壊耐性と自分への戦闘ダメージが0になる効果と自身が戦闘を行ったバトルフェイズ終了時に発動する効果はシナジーしており、相手の攻撃力に関係なく効果を発動することができます。

 

【時械神】のキーカード

イラスト カード名・ステータス・効果
効果モンスター
《時械巫女》
【星1/光属性/天使族/攻 0/守 0】
①:自分フィールドにモンスターが存在しない場合に手札から特殊召喚できる召喚ルール効果。
②:「時械神」モンスターをアドバンス召喚する場合2体分のリリースにできるルール効果。
③:自身をリリースして攻撃力0の「時械神」モンスターをサーチする起動効果。
④:墓地から自身を除外コストに、攻撃力0の「時械神」モンスターを召喚条件を無視してリクルートする起動効果。
※④の効果を発動するターン、自分はこの効果以外ではモンスターを特殊召喚できない。
《時械神メタイオン》
【星10/炎属性/天使族/攻   0/守   0】
※リクルートできない。
①:自分フィールドにモンスターが存在しない場合にリリースなしで召喚できる召喚ルール効果。
②:戦闘・効果破壊耐性と、攻撃表示の場合に自分への戦闘ダメージが0になる永続効果。
③:自身が戦闘を行ったバトルフェイズ終了時に、自身以外のフィールドのモンスターをすべてバウンスし、バウンスした数×300ダメージを与える誘発効果(強制効果)。
④:自分スタンバイフェイズに自身をデッキバウンスする誘発効果(強制効果)。
《時械神ザフィオン》
【星10/水属性/天使族/攻   0/守   0】
※リクルートできない。
①:自分フィールドにモンスターが存在しない場合にリリースなしで召喚できる召喚ルール効果。
②:戦闘・効果破壊耐性と自分への戦闘ダメージが0になる永続効果。
③:自身が戦闘を行ったバトルフェイズ終了時に相手フィールドの魔法・罠カードをすべてデッキバウンスする誘発効果。
④:自身がフィールドから墓地へ送られた場合に1枚ドローできる誘発効果(強制効果)。
⑤:自分スタンバイフェイズに自身をデッキバウンスする誘発効果(強制効果)。
《時械神カミオン》
【星10/地属性/天使族/攻   0/守   0】
※リクルートできない。
①:自分フィールドにモンスターが存在しない場合にリリースなしで召喚できる召喚ルール効果。
②:戦闘・効果破壊耐性と自分への戦闘ダメージが0になる永続効果。
③:自身が戦闘を行ったバトルフェイズ終了時に、相手フィールドのカード1枚をデッキバウンスし500ダメージを与える誘発効果(強制効果)。
※③の効果に対して相手はチェーンすることができない。
④:自分スタンバイフェイズに自身をデッキバウンスする誘発効果(強制効果)。
《時械神サンダイオン》
【星10/光属性/天使族/攻4000/守4000】
※リクルートできない。
①:自分フィールドに1体しか存在できないルール効果。
②:相手フィールドにのみモンスターが存在する場合にリリースなしで召喚できる召喚ルール効果。
③:戦闘・効果破壊耐性と自分への戦闘ダメージが0になる永続効果。
④:自身が戦闘を行ったバトルフェイズ終了時に相手に2000ダメージを与える誘発効果(強制効果)。
⑤:自分スタンバイフェイズに自身をデッキバウンスする誘発効果(強制効果)。

キーカードやその他の「時械神」関連カードは以下の関連記事より考察しています。

 

【時械神】の特徴・強み

【時械神】は以下のような特徴・強みがあります。

  • 広範囲のバウンス効果により相手の盤面に対応
  • バーン効果により相手のライフポイントを大きく削る
  • 戦闘・効果破壊耐性による場持ちの良さ
  • 《時械巫女》を使いまわして「時械神」モンスターを連続サーチ

これら3つのポイントを詳しく解説していきます。

 

ポイント①:広範囲のバウンス効果により相手の盤面に対応

以下のように「時械神」モンスターには、自身が戦闘を行ったバトルフェイズ終了時に発動するバウンス効果を持つモンスターが多く存在します。

カード名 バウンス効果
《時械神メタイオン》 自身以外のフィールドのモンスターをすべてバウンスし、バウンスした数×300ダメージを与える誘発効果(強制効果)。
《時械神ザフィオン》 相手フィールドの魔法・罠カードをすべてデッキバウンスする誘発効果(強制効果)。
《時械神カミオン》 相手フィールドのカード1枚をデッキバウンスし500ダメージを与える誘発効果(強制効果)。
※この効果に対して相手はチェーンすることができない。
《時械神ガブリオン》 相手フィールドのカードをすべてデッキバウンスし、その数だけ相手にドローさせる誘発効果(強制効果)。

バウンス効果の発動タイミングが、自身が戦闘を行ったバトルフェイズ終了時であることから、戦闘・効果破壊耐性を持つ「時械神」モンスターは、フィールドに召喚しておくだけで相手の攻撃を牽制することができます。

 

バウンス効果を持つ「時械神」モンスターの中では、モンスターを全体除去できる《時械神メタイオン》、魔法・罠カードを全体除去できる《時械神ザフィオン》が扱いやすく強力です。

《時械神ガブリオン》は相手フィールドのカードを全体除去できますが、バウンスした枚数分、相手にドローさせてしまうため少し扱いにくいですね。

 

《時械神カミオン》は、同じくモンスターをバウンスすることができる《時械神メタイオン》と比較しバウンス範囲こそ狭いですが、相手に妨害されにくく自分のモンスターも巻き込まないため扱いやすいですね。

デッキバウンスというところも《時械神メタイオン》にはないメリットです。

 

ポイント②:バーン効果により相手のライフポイントを大きく削る

以下のように「時械神」モンスターには、バウンス効果と同じく自身が戦闘を行ったバトルフェイズ終了時に発動するバーン効果を持つモンスターも多く存在します。

《時械神ラツィオン》のみ自身が戦闘を行ったバトルフェイズ終了時に発動する効果ではありません。

カード名 バーン効果
《時械神メタイオン》 自身以外のフィールドのモンスターをすべてバウンスし、バウンスした数×300ダメージを与える誘発効果(強制効果)。
《時械神カミオン》 相手フィールドのカード1枚をデッキバウンスし500ダメージを与える誘発効果(強制効果)。
※この効果に対して相手はチェーンすることができない。
《時械神ミチオン》 相手のLPを半分にする誘発効果(強制効果)。
《時械神ハイロン》 自分のLPが相手より少ない場合にその差の数値分ダメージを与える誘発効果(強制効果)。
《時械神ラフィオン》 発動ターンに自身と戦闘を行った相手モンスター1体を選び、その攻撃力分のダメージを与える誘発効果(強制効果)。
《時械神サンダイオン》 相手に2000ダメージを与える誘発効果(強制効果)。
《時械神ラツィオン》 1ターンに1度、相手がドローした場合に1000ダメージを与える誘発効果(強制効果)。

ほとんどの「時械神」モンスターは攻撃力が0であるため、相手に戦闘ダメージを与えるのが困難です。

そのためバーン効果を持つ「時械神」モンスターにより相手のLP(ライフポイント)を削る必要があります。

 

しかしバウンス効果を待たない「時械神」モンスターのほとんどは、フィールドアドバンテージを得ることができないため、《光神化》《無限械アイン・ソフ》などの効果によりバウンス効果を持つモンスターと展開、またはバーン効果を持つモンスターを複数展開し相手のLPを一気に削りたいですね。

 

バーン効果を持つ「時械神」モンスターの中では《時械神ミチオン》《時械神ラフィオン》が大きなダメージを期待できます。

 

《時械神サンダイオン》は攻撃力が4000あり、バーン効果も持つため【時械神】の攻撃力の低さ、戦闘ダメージの与えにくさをカバーすることができます。

しかし他の「時械神」モンスターと比較し、《時械巫女》のサーチ・リクルート効果に対応しておらず、「時械神」モンスター共通のリリースなしで召喚できる効果の適用条件も「相手フィールドにのみモンスターが存在する場合」と異なるため、安定した運用が難しいモンスターですね。

 

ポイント③:戦闘・効果破壊耐性により突破されにくい

【「時械神」モンスターの共通効果概要】
※リクルートできない。
Ⓧ:自分フィールドにモンスターが存在しない場合にリリースなしで召喚できる召喚ルール効果。
Ⓧ:戦闘・効果破壊耐性と自分への戦闘ダメージが0になる永続効果。
Ⓧ:自身が戦闘を行ったバトルフェイズ終了時に発動する誘発効果(強制・固有効果)。
Ⓧ:自分スタンバイフェイズに自身をデッキバウンスする誘発効果(強制効果)。

※リリースなしで召喚できる効果は《時械神サンダイオン》のみ、相手フィールドにもモンスターが存在しなければ適用できず、自分への戦闘ダメージを0にする効果は《時械神メタイオン》のみ攻撃表示限定であり、少し効果が異なります。

 

《究極時械神セフィロン》以外の「時械神」モンスターは戦闘・効果破壊耐性と自分への戦闘ダメージが0になる効果を持っており、その効果により場持ちがいいのが特徴です。

戦闘・効果破壊耐性により《ブラック・ホール》《激流葬》などの破壊による全体除去効果を持つカードと相性が良く、相手モンスターを一方的に破壊することができます。

 

戦闘ダメージが0になる効果も併せて壁としても優秀で、効果を無効にする効果や破壊以外の除去手段がなければ、相手の対処も難しくなりますね。

 

ポイント④:《時械巫女》を使いまわして「時械神」モンスターを連続サーチ

《時械巫女》
【効果概要】
①:自分フィールドにモンスターが存在しない場合に手札から特殊召喚できる召喚ルール効果。
②:「時械神」モンスターをアドバンス召喚する場合2体分のリリースにできるルール効果。
③:自身をリリースして攻撃力0の「時械神」モンスターをサーチする起動効果。
④:墓地から自身を除外して、攻撃力0の「時械神」モンスターを召喚条件を無視してリクルートする起動効果。
※④の効果を発動するターン、自分は④の効果以外ではモンスターを特殊召喚できない。

「時械神」モンスターをサーチ・リクルートする効果を持つ《時械巫女》を、蘇生または帰還効果を持つカードなどにより何度も特殊召喚することで、③のサーチ効果を使いまわすことができます。

 

「時械神」モンスターは自分スタンバイフェイズに自身をデッキバウンスしてしまうため、《時械巫女》のサーチ効果を使い回すことでこのデメリットをカバーすることができます。

 

レベル1・天使族・光属性であるため③の効果を主軸にする場合は天使族・光属性モンスターを蘇生する効果を持つ《祝福の教会-リチューアル・チャーチ》や、レベル1モンスターを蘇生する効果を持つ《金華猫》が相性がいいですね。

《祝福の教会-リチューアル・チャーチ》は墓地に魔法カードがなければ発動できませんが、フィールド魔法カードであるため維持することで毎ターン《時械巫女》を蘇生することができます。

《金華猫》も召喚権を使ってしまいますが、コストなしで《時械巫女》を蘇生することができ、スピリットモンスターであることからエンドフェイズに手札に戻るため、《祝福の教会-リチューアル・チャーチ》と同じように毎ターン《時械巫女》を蘇生することができます。

 

④の効果を主軸にする場合は天使族モンスターを帰還させる効果を持つ《奇跡の光臨》、光属性モンスターを除外ゾーンからサルベージする効果を持つ《救援光》が採用しやすいですね。

 

【時械神】の基本戦術・回し方

【時械神】はバウンス効果を持つ「時械神」モンスターにより相手の盤面に対応し、バーン効果を持つ「時械神」モンスターにより相手のLPを削りながら戦うことを基本戦術としたコントロール寄りのバーンテーマです。

以下の流れにより展開・ダメージを与え勝利を目指します。

 

序盤:「時械神」モンスターにより相手の盤面に対応しつつ攻撃を牽制しバーンダメージを与えていく

序盤はバウンス効果を持つ「時械神」モンスターにより相手の盤面に対応、そしてバーン効果を持つ「時械神」モンスターによりバーンダメージを狙っていきます。

「時械神」モンスターは効果の性質上、戦闘を行わなければ効果を発動することができないため、バウンスや除外の得意なデッキではすぐに対処されてしまいます。

そのため「時械神」モンスターの効果以外にも《激流葬》などの効果によりモンスターを破壊するなどして、対処していきたいです。

 

バーン効果を持つ「時械神」モンスターは複数展開することができれば相手のLPを大きく削ることができます。

 

《時械神ミチオン》2体を展開し2体の相手のLPを半分にする効果を発動すれば8000のLPも2000まで削ることができますね。

その後《時械神ミチオン》2体で《超弩級砲塔列車グスタフ・マックス》(エクシーズ)召喚すれば、効果により2000ダメ―ジを与えることができるため、そのままゲームエンドに持っていくことができます。

 

その他では《時械神ミチオン》《時械神サンダイオン》でも同じことができ、相手モンスターの攻撃力が2000以上または「壊獣」モンスターを送りつけることができれば《時械神ミチオン》《時械神ラフィオン》でもゲームエンドに持っていくことができます。

 

「時械神」モンスターは自分スタンバイフェイズに自身をデッキバウンスしてしまうため、《時械巫女》のサーチ・リクルート効果によりフィールドに「時械神」モンスターがフィールドに尽きないよう動きたいですね。

 

中盤〜終盤:バーンダメージで相手をさらに追い込みゲームエンドに持っていく

中盤~終盤でも序盤と同じようにバウンス効果を持つ「時械神」モンスターにより相手の盤面に対応、そしてバーン効果を持つ「時械神」モンスターによりバーンダメージを狙っていきます。

 

《無限械アイン・ソフ》《無限光アイン・ソフ・オウル》を採用している場合、その効果により「時械神」モンスターの展開を補助することができます。

これによりさらにゲームエンドに持っていきやすくなります。

 

終盤にかけて《時械巫女》を再利用できない状況に陥ると盤面の維持ができなくなってしまうため、相手に対処される前に決着をつけたいですね。

 

【時械神】デッキのサンプルデッキレシピ


メインデッキ:40枚
エクストラデッキ:15枚

モンスター(19枚 / 13種)

時械神サンダイオン × 2
時械神ミチオン × 2
時械神メタイオン × 1
時械神ラツィオン × 1
時械神ザフィオン × 1
時械神サディオン × 1
時械神カミオン × 1
時械神ハイロン × 1
時械神ラフィオン × 1
時械神ガブリオン × 1
究極時械神セフィロン × 1
時械巫女 × 3
壊星壊獣ジズキエル × 3

魔法(11枚 / 7種)

ワン・フォー・ワン × 1
ハーピィの羽根帚 × 1
おろかな埋葬 × 1
テラ・フォーミング × 1
死者蘇生 × 1
皆既日蝕の書 × 1
手札断殺 × 3
光神化 × 2
祝福の教会-リチューアル・チャーチ × 2

罠(10枚 / 4種)

激流葬 × 3
虚無械アイン × 3
無限械アイン・ソフ × 1
無限光アイン・ソフ・オウル × 1

 

まとめ:強力な効果を持ったモンスターは多いが決着は早くつけたい

前述したように「時械神」モンスターは強力な効果を持ったモンスターが多いですが、展開のしにくさや自分スタンバイフェイズにデッキバウンスしてしまう効果により相手とのアドバンテージ差が大きく開いてしまうことがあります。

そのため相手とのアドバンテージ差が開ききる前に決着をつけたいですね。

 

みんな個性のあるモンスターばかりだから特定のモンスターに特化して構築するのもいいかもね!

 

おしまい。

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